「sweet factory」は障がいのある方々と共に『笑顔と感動の生まれる場所』
を創るために様々な活動を行うプロジェクトです。
社会には様々な問題や苦しみが存在しています。
その中で、何かひとつのことだけを特別に扱うことにためらいを感じていたスタッフも居ます。
けれどもし、全ての出来事に対して平等に接することが 『何もしないこと』 なのだとしたら
私たちは たとえ小さな入口だったとしても 『行動してみる不平等』 に挑戦することにしました。
今、私たちにできること。
そんなことを模索している時、障がいのある方々や、共に様々な活動をしている皆さんと出会うことができました。
これまで様々な形態のドネーション等で社会的意義を考えてきましたが、
日本ダウン症協会主催イベントの総合演出や劇団LOVE JUNXの殺陣指導などを
お手伝いさせていただいてきた中で、
『表現することを楽しむ』『挑戦することを楽しむ』
そんなことに、ただひたすらまっすぐ純粋に向かっていく彼らと接して、これこそが社会やエンタテインメントの
純粋な原点なのだ。と教えられました。
同時に、たとえ表現したいことや本気で向かっていきたいことが生まれたとしても『挑戦できる場』があまりにも
少ないことにも気付きました。
そうであれば私たちが、笑顔と感動の生まれる場所を創ろう。可能性を広げられる挑戦の場を創ろう。
それは
楽器を奏でることかもしれない。
ものを書くことかもしれない。
演じることかもしれない。
誰かを笑わせることかもしれない。
料理やスポーツ、歌やアートかもしれない。
たとえそれが何であろうと
自分の中の壁。社会との壁。偏見や思い込みの壁。
全ての壁を超えて 全ての枠を超えて
さらなる挑戦の場所を 創ろう。そう決心いたしました。
このプロジェクト「sweet factory」は、
私たちにとっても、挑戦する本人にとっても、
ご家族のみなさまにとっても、未知なることへの挑戦となります。
けれど
「きっと出来ない」そう思っているなら、それはきっと 出来ない。
「きっと出来る」 そう思っているならそれは、きっと 出来る。
障がいのある方々と共に、創っていくこと。
まずはそこから、始めます。
彼らと共に、伝えていけるもの。
小さな入口からではございますが、いずれは大きな「笑顔と感動の生まれる場所」へ。
より多くの皆さまと共に創り、共に伝えていけることを願っております。